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イントゥ・ザ・ワイルドのaのレビュー・感想・評価

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)
4.7
自由とは、その先にあるものとは、

親子愛、兄妹愛、出会いの大切さ、別れの辛さ。
学校の成績も相当優秀で、そのまま行けば、良い所に就職出来、、、でも、それは彼は許さなかった。
車、金、自分の本名も捨ててまで挑んだ旅 。

限りなく自然が美しい。人気のないところだからこそ、主人公が映える。キラキラしてる川、深い青空、僕を見て!と主張するような青々しい植物。だが、自然は美しいだけではない。ろくな食べ物もなく、捕れた獲物でさえも腐られてしまう。分かってるが出来ない。これは誰にでも共感出来る部分ではないだろうか。

ラストシーンの彼は何を思っていたのか。
今まで出会ってきた人々、この旅の想い、生の愛しさ、死の怖さ、純粋に楽しかったのか。
考えても分からないが、考えたくなる。
物語自体ももちろん、かなり深く、良いが私の人生観を大きく変えてくれた。ここまで良質な作品に出会たことに感謝。この作品に文句は言えないし、言いたくない。
ショーンペンありがとう。
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