Gocta

かぞくのくにのGoctaのレビュー・感想・評価

かぞくのくに(2012年製作の映画)
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日本で生まれ育ち16歳の時に帰国事業で北朝鮮に移り住んだ兄が、脳の腫瘍の治療のため25年振りに3ヶ月だけ日本に戻って来ることになり、家族や友人と触れ合う様子をドキュメンタリー・タッチで描く映画。面白く観れた。

同じ監督の「Dear Pyongyang」と「愛しきソナ」を先に観たけど、基本的に映画から受け取ることはこの映画も同じ。ただし、ドキュメンタリー2本の方が訴えかけが強いと思う。他方で、フィクションとして製作されたこの映画の方が、ドキュメンタリーでは明示的に出すことが出来なかったメッセージは意図的に強い。要は、北朝鮮は個人ではなく体制が問題であるということ。
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