フラットライン

昭和歌謡大全集のフラットラインのレビュー・感想・評価

昭和歌謡大全集(2002年製作の映画)
3.5
龍さんの小説は昔めっちゃ読んでた。僕の考え方や感性に影響を与えた人物。

思ったより龍さんの雰囲気を残したまま映画化されてたんですね。セリフの端々から龍さんイズムを感じます。

「おばさん」と「クソガキ」の戦い。どちらも龍さんが嫌いな人種だよな^_^;そいつらが死ぬまで馬鹿馬鹿しい殺し合いをする。どちらにも感情移入できないのは、作った側にキャラたちへの愛情がないからなのかな、なんて思ってしまいました。

でも、俳優陣の魅力が満載。樋口可南子さんてあんなに綺麗だったんだ、と再認識。でも、やってる事が側から見ればどうでもいい復讐というそのギャップがそそられるというか^_^;松田龍平の得体の知れない不気味さも、この作品で発揮されてます。

原作をもう一回読んでみよう。色々忘れてる。
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