GON

素晴らしき哉、人生!のGONのレビュー・感想・評価

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)
4.0
す、素晴らしいラストシーンだ!!
人は生まれてきただけでも幸せなんす!
生きて人の為に尽くせばそれがいつか必ず自分にも返ってくると教えてくれた最高のクリスマスムービーだぁぁ!!!
後半どん底に陥った主人公が人や物にあたるシーンはクッソイラついたし、救いようがねぇだろこんなヤツ!ってストレス溜めまくりながら観てたけど、最後まで見て良かった…こういう絶望の淵に立たされた時に希望が生まれて幸福感に包まれる作品は好きだ。
ストーリーはいかにも昔のハリウッド映画な感じでかなりベタ。でもこのシンプルさが古き良き古典の名作感出してる(笑)

因みにこの作品の悪役的立ち位置にいるポッターだけど、この人最後の最後まで罰当たらないんだよね。これに違和感覚える人もいるかもしれないけど、実はこれ、キリスト教の観点から言うと「悪人は地獄で業火に焼かれる運命」が待ってるらしいので、わざわざその描写がなくても当時のアメリカ人は理解・納得出来てたらしい。それくらいキリスト教が米国に根付いてるってことなんだな〜。すごい。
GON

GON