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お葬式のbbのレビュー・感想・評価

お葬式(1984年製作の映画)
3.7
お葬式、という、場から見える「人間」が仔細に描かれた作品。
大滝秀治をはじめ、脇役の一人ひとりまできちんと「人間」であった。死があって際立つ生のように感じた。
お葬式という様々な関係の人が集まる場ならではの切実さと、人間だものな呑気さの両方が織り込まれており、映画の面白さを感じることができた。
今であればことさらお葬式というテーマに異常さを感じない気もするが、当時でいえば、おくりびと、のようなインパクトがあったのだろうか。
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