何回みたかわからないけど、再見。
結局この映画は人が死んで葬式が終わるだけの話で、葬式を阻害する何かがあったりだとかはあまりない。高瀬春奈の尻くらいのもの。
その弱点をただニュアンスを積み重ねていく…
とある一家のお葬式の風景が淡々と描かれる。ただそれだけの映画。ハプニングといえば夫の愛人が登場したところくらいか。ところどころにブラックユーモアを交えているけどちっとも面白くない。山崎努は良いところ…
>>続きを読むある一家のお葬式を巡るあれやこれやをコミカルに綴っていく。初監督作とは思えないほど映像に独自の感覚を見せる辺り才人伊丹十三ならではか。死から準備の混乱を経て終えるまで、お葬式の枠の中で各人が感じる様…
>>続きを読む1980年代、私はどんな邦画にうつつを抜かしていたのだろう──
そんなことを、この映画を観ながら思い返していた。
角川映画。
健さん。
伊丹十三。
そう、あの頃はこんな作品を観ていた。
伊丹十三…
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