自分の体を武器に金持ちの女相手に稼ごうとテキサスの田舎町から大都会ニューヨークにやってきたジョー。しかし、現実の世界はそんな甘いものではなく、夢はどんどん遠ざかっていく。そんな中、ラッツオと言うひとりの男と知り合い、一度は騙されるが同じはみだし者同士しだいに友情を深めていく事に。
オープニングのジョーがテキサスを捨て、バスでニューヨークに向かうシーンから印象的で、夢と希望を持ってワクワクしてニューヨークへ向かうジョーの笑顔。そこに流れるHarry Nilssonの『Everybody's Talkin'』の爽やかさが最高にハマってました。
田舎に住んでる者としては、一度は大都会に出て挑戦してみたい思いってあるものですが、
なかなか上手くいかず、都会の厳しさに打ちのめされる人って多いと思います。何かこの映画もアメリカンドリームを本当に信じてるのか？みたいなリアルさがありました。
都会の闇に落ちそうになりながらも励まし合い生きて行こうとする２人の友情がやるせなくて切ないんだけど良いです。ラストは泣きました！(*_*)
主演のジョン・ヴォイドとダスティン・ホフマン素晴らしかったです！
