Hiroya

真夜中のカーボーイのHiroyaのレビュー・感想・評価

真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)
4.2
1969年の作品。
激動の時代だったのでしょう。

俗に言うアメリカンニューシネマの時代。

それまで、そして今は
どちらかといえば
アメリカ映画とは
大きな大きなアメリカ。
正義としてのアメリカを描かれる事がほとんどですが、
この時代は一個人としての
無力で小さな小さなアメリカとして描かれています。

先日見た映画も
共通する部分が大いにありました。

その国で夢破れ、
救いようもなく物語が終わる。
国によって周りが自分が
破滅してしまう。

いつでもハッピーエンドで
最後に正義は勝つ、というような私の思い描くアメリカ映画像とは全くもって内容の異なるものを、偶然にも立て続けに観ました。



ニルソンの「Everybody's Talking 」は最初と最後で全然違う印象を受ける。
音楽って不思議ですよね。
ダスティンホフマンは名優でした。
だから有名な役者なんだな、と。
Hiroya

Hiroya