oncochi

REPO! レポのoncochiのレビュー・感想・評価

REPO! レポ(2008年製作の映画)
3.2
いかにも映画映画した「スウィニートッド」「シンシティ」「ブレードランナー」のような背景。
監督は「saw2」以降の作品を手がけたダーレン・リン・バウズマン。
ファンタジーどころかR-15指定のついた痛い作品でございました。
血だらけ、臓物だらけ…

でもちょっとゴスってるトコが、この手のファンに受けるのかな?
内容はミュージカルで、「ロッキーホラーショー」の再来・・・とありましたが笑えない。。。一緒に踊れない。。。

近未来、奇病による臓器不全が多発した世界で、移植手術により巨万の富を得たバイオテクノロジーの「ジーン社」。
ジーン社のおかげで人々は病からの恐怖から逃れられたかに見えたが、移植費用が払えなくなった債務者からは合法的にレポマンを使って、提供した臓器を取り返すという悪徳企業でもあった。
そのジーン社の社長もいよいよ病に倒れ、2人の息子と1人の娘とで後継者争いが始まる。
一方で、外科医の一人娘シャイロは、生れながらの血液の病気を持ち、鳥籠の鳥のように隔離されてひっそりと生きていた。
実はシャイロの母はジーン社の社長の元カノで、社長はひそかにシャイロに目を付けていたのだった。。。そしてシャイロの父の裏の顔とは?!

シャイロの母の親友で盲目の美しいディーバのサラブライトマン目当てで観たのですが、ジーン社による角膜移植で視力を手に入れるが、社の宣伝広告塔として生きる運命に逆らうことは出来ない囚われの身。
全編を通して美しい歌声を、披露して頂けました
このメイクは特別としても、普段サラがご自身のPVでやっておられるコスとの違和感は全然ございません
もう少しキーパーソンでも良かったんじゃないか?とは思うのですが、良い役柄だったと思います。

どっちかというとグロいだけで、笑えないミュージカルでしたが、パリス・ヒルトンは良かった!
こんな自虐ネタも出来る人なんだ!とかなりポイント上がりました。
oncochi

oncochi