学生時代に観て感動したのを思い出して再鑑賞。また泣いてしまった。
何がいいって、全編に流れる曲がすさまじく良すぎる。公開当時に買ったサウンドトラックをダンボール箱から探し出して改めて聴いたが、その完成度に感動しきり。
「HAVE A LITTLE FAITH IN ME」「DANCE WITH LIFE（THE BRILLIANT LIGHT）」「CRAZY LOVE」とストーリーに馴染むメロディが流れ出す。
そして、クラプトンの「Change the World」。メジャー過ぎて“好き！”となかなか言えないが、この曲が流れるだけで泣けてくる。歌詞が重く、そして美しい。「I will be the sunlight in your universe. You would think my love was really something good.」 って恋した人は、それが難しい恋であればあるほど、この想いを伝えたいと思うのではないだろうか。
自分の思い入れの割には評価されていないように感じるが、誰にでも観てほしいと思う映画。２０年以上経った今でも愛おしく思える作品だ。
トラボルタのカムバックは確かに「パルプフィクション」だが、自分としてはこちらの方を推したい。それに、ロバート・デュバルの脇の固め方がまた嬉しい。
「僕が死ぬまで愛してくれるかい？」「いいえ、私が死ぬまでずっとよ」ってセリフに涙が出る。
生きることの意味や尊厳を語るには123分は短かったかもしれない。
それにしても、あんなふうにあとに残されたらつらいだろうなー。
