Palak

消えたシモン・ヴェルネールのPalakのレビュー・感想・評価

2.5
エレファント、桐島系列のマルチ視点映画。ぼちぼちこの辺の手法もPOVみたいに名称ついてまとまると話しやすいな。
ソニックユースは好みじゃないけど、こうやってサントラとして聴くと相当濃ゆい音楽なんだなと気付く。
現代の話だと勘違いしてたけど、原案である監督の原体験が92年のことだから、それに沿って舞台も90年代みたい。
とにかく脚本がよくできてる。真実は重要でないというのがこの映画のクールで、かつモヤモヤの残るところ。
事件の起こらないエレファント、カタルシスのない桐島。サスペンス、ミステリーではなくある意味ドキュメンタリーに近い。

クララちょうかわいい。
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