「執着からの異常」
1978年の前作から3年後に制作にされた本作ですが、前作の直後から始まるストーリー展開は、続編としても上手く描いていると思う作品です。
前作との繋がりを意識させたマイケル・マイヤーズの目線、また老夫婦の背後に立つ不気味さから始まる展開や、アレンジされた楽曲の不気味さもですが、「ルーミス医師とマイケル」の対決は本作の見所の一つと思います。
マイケルの異常さはもちろんの事ですが、ドナルド・プレザンスさん演じるルーミスの、医師としての執拗から執着へと変化していく様からの狂気は、まるでマイケルに引かれているとも感じます。
前作は「静」からの恐怖でしたが、本作では「動」からなる恐怖と、続編としてアレンジを利かした作風は怖面白く大好きです♪。
前作では監督さんであったジョン・カーペンターさんは制作に回るも、本作のリック・ローゼンタール監督の本作を見て、一部撮り直しや編集をしたというのは、今では有名な逸話ですが、オリジナルがとても気になる作品です。
劇場公開時は『ブギーマン』だったのをを懐かしく思います。
あとオリジナルよりも「吹替」の方が面白いと思う作品でもあります。