ハロウィンII/ブギーマンの作品情報・感想・評価

「ハロウィンII/ブギーマン」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

ハロウィンで盛り上がるイリノイ州ハドンフィールドを舞台に、不死身の殺人鬼ブギーマンことマイケル・マイヤーズと精神科医サム・ルーミス医師(ドナルド・プレザンス)の戦いを描いた元祖スプラッター映画のシリーズ第二弾!

前作のラストでルーミス医師に鉛の弾をしこたまぶち込まれ、二階のバルコニーから落下するも(芝生に残ったマイケルの人型に注目!)、ちょっと目を離した隙に復活を果たしたマイケルは、ローリー・ストロード(ジェイミー・リー・カーティス)の入院を感知し、病院で殺戮の限りを尽くすのであった…

本作ではローリーがマイケルの妹である事が判明しますが、血族を抹殺しようとする理由は謎のまんまなので、マイケルの神秘性はまだまだ健在!
個人的には、姉ジュディス・マイヤーズの殺害された当時の年齢と妹ローリーの現在の年齢が同じ17歳になったので、妹の誕生日を祝うために殺しに来たのではないかと思っています!
そう考えると、前作のローリーの友人の死体とジュディスの墓石で飾り付けされた部屋もパーティ会場に思えてたまらなくなります!

みどころは、前作から引き継いだジョン・カーペンター監督が作曲したやたらと耳に残るテーマ曲、主観映像&ワンカットの長回し、【志村後ろ!】演出に加え、【サスペリアPART2】を思わせる熱湯風呂や【ゾンゲリア】を思わせる眼球注射をはじめ、前作より腕を上げたマイケルが魅せる多彩な残酷描写の数々!
やたらと銃を振り回し、警察を先導し、追跡の鬼と化したルーミス医師の狂気も見逃せません!ハロウィンを楽しんでいたベネット君(享年17歳)とマイケルを勘違いして追い回し、交通事故に合わせて丸焼きにしておいて、謝罪の言葉のひとつも言わない彼はマイケル同様サイコキラーです!

他にも、彼氏の指とマイケルの指を勘違いして指をペロペロし、大興奮のマイケルに熱湯風呂にぶち込まれるカレン(パメラ・スーザン・シュープ)の見事なオッパイや最後まで生き残りそうな顔をして血で滑って転んで気絶したり、ローリーが隠れている車にワザワザ乗り込み、ハンドルの上で気絶してクラクションで居場所を知らせたり、救急車の運転手ジミー・ロイド(ランス・ゲスト)のマヌケっぷりも要チェック!

ちなみに、劇中でマイケルに肉切り包丁をパクられるエルロド夫婦が見ているテレビから流れる映像は、ジョージ・A・ロメロ監督の【ナイト・オブ・ザ・リビングデッド】です!
古

古の感想・評価

2.9
今回のマイケルのマスク好きじゃない(´・ω・`)不気味さが無いし間抜けにすら見える。サイズ合ってなくないですか。
前作はシンプルにザクザクやってたけど、今回は殺し方がバラエティに富んでるね。病院にある物を利用して色んな殺し方したり、事前に車で逃げられなくしていたりと「あ、マイケルって知能あるんだ…」と思いました。一作目のマイケルは「何考えてるのか全くわからない」とこが不気味で良かったんであって、知能的なとこ見せられると神秘性が欠けるなぁと…。
病院の扉を開けようともせず、そのまま歩いて体で割って入ってきたシーンは「!?」ってなりすぎて笑ってしまったwあれ多分怖がりポイントだと思うんだけど、ツボったから巻き戻して3回見た。何度見ても笑う。
ローリー途中から足の怪我のこと忘れてるよね。前作と比べて全体的に雑な印象でしたが、最初と最後の曲が良かった。ナイス選曲。
しかし本当に今回のマスクが好きじゃない…残念(´・ω・`)
foxtrot

foxtrotの感想・評価

3.3
 1人称視点による前作同様の導入は“続編だよ”とする心の準備として親切。そして前作もそうだったのだが、マイケルと彼を追いかける者とのニアミスによって伴う焦れったさが絶妙。続編として時間的にも同じ夜であり世界観もそのまま地続きであることから、そのマイケルとの噛み合わなさとは裏腹に、被害が拡大することで見えてくる家族や友人その他諸々の人間関係という確かな繋がり、また報道により街の住人に事件が周知されていく様で、世界の広がりを実感できるのがシリーズものとしてまた心地良い。しかしそれを以てしてもマイケルに対しての為す術の無さを突きつける様には絶望しかない。一応決着は見るけど・・・
Haman

Hamanの感想・評価

3.8
画面がどことなく1よりもお洒落。画面サイズもドランのMommyのごとく小さいし、OPもEDの「Mr.Sandman」もシャレオツ。お洒落映画だな。
ビハインド・ザ・マスクのあとだと感慨深い。
2017/10/28 シネマート新宿にてハロウィンホラーオールナイト3本目作品として鑑賞。

先のGoblinライヴから数えると、この日はホラー映画を連続4本も鑑賞していたことになる笑
流石に疲れてウトウトしたし、鑑賞後に朝を迎えた時は、清々しさよりも何とも言えない気持ちになった。笑

本作は『ハロウィン』シリーズで唯一未見の作品だったので、期待値を上げ過ぎていたのもあり、凡庸なスラッシャー映画になってしまった印象を受けた。

神出鬼没で不気味な存在だったマイケル君が、本作では完全無敵に進化しており、ホラー的な恐怖が薄れてしまった感じ。
おっぱいも平気で出て来るし。歩いてぶつかるだけで強化ガラスも割っちゃうし。

ただ、出資者がシリア系で、使うはイタリアのディノ・デ・ラウレンティス制作会社で、イギリス人のドナルド・プレザンスがダブル主演で、アメリカ映画。
という、国際色豊かな作品になっており、D.プレザンス演じるルーミス医師の執拗な追跡劇が、ギリギリOUTなところも面白い。

また、アレンジされたテーマ曲がクソかっこよく、OPの🎃→💀→マイケルの視点のシークエンスだけでも必見!
苺

苺の感想・評価

3.1
人間のはずなのにとにかく強い笑
人を殺すのに躊躇なくて素晴らしいww
個人的には飽きずに観てられるシリーズ。
1とリメイクも見てるけど ハロウィンとは相性が悪いのか自分にはいまいち(;_;)

無表情なマスク被って たんたんと襲う姿は殺人鬼キャラ随一の恐ろしさで大好きなんだけど
映画の内容までたんたんとし過ぎて眠くなってしまった

あと2のブギーマンの顔はあまり好みでないな~笑
マイケル・マイヤーズ殺しのテクが格段にレベルアップ。病院を舞台に、1作目でブギーマンの標的にされたローリーと彼の因果関係が明らかになる秀逸な正統派続編。

前作のラストで忽然と姿を消したマイケル。その数時間後の出来事を描いているのが正にPART2を名乗るのに相応しいリアリスティックな演出。ザ・シェイプ(マイケル・マイヤーズ)にはスタントマンで、カーペンター作品や古くは『ジョーズ』で鮫と格闘するフーパーの代役を務めたディック・ワーロック氏が扮する。忍者のような身のこなしと引き締まった体格に作業着のツナギが良く似合う。今作からモンスターマスクメーカーの老舗ドンポスト社がブギーマンのマスクを提供。低予算で新たにお面を作る余裕がなく、ドンポスト製『スタートレック』のカーク船長(ウィリアム・シャトナー)マスクを流用。全体を白く塗りつぶし、眼球周辺をくり抜いた後、仕上げにモミアゲを毟り取ったら地獄のピエロのような不気味な表情が生まれたのだから正にスタッフの苦肉の策でもある。警官としても脇で出演しているディック氏。なかなかイケメンな渋い人で好きなホラー役者さんの一人でもあります。

女子高生と言われれば「ああそうなのか?」と渋々納得するけど、ジェイミー・リー・カーティスの角ばった輪郭と恐怖に怯える怖い表情は冴えない田舎の売れ残り女といった感じ(笑)魔の手から間一髪エレベーターに乗り込むハラハラ度合いは前作の追跡劇の延長戦とも取れる見事なシークエンス。ここで流れるノシノシと足を踏み締め近寄って来るブギーマンを表現した低いピアノのリズムが否が応でも盛り上がる。『アナベル』のエレベーター場面を観た時、ハロウィン2を参考にしているんじゃないかと感じるくらいソックリで嬉しかったです。

頸動脈を裂かれ血液が飛び散り、知ってか知らずか空気の入った注射器をこめかみに突き立てる。そしてあの首をかしげるピュアな仕草。人間の皮をかぶった悪魔がふと見せる乗り移った肉体の反射作用なのだろうか…。無計画なようで、もの凄く用意周到なマイケル。車のタイヤをパンクさせ、病院から出たり入ったり自由気まま。サスペリアPART2を連想せずにはいられない熱闘甲子園殺人!マイケルの皮膚は象の肌のように分厚くて火傷しないのだろうか(笑)

脱走させてしまった罪悪感から鬼のように追い続ける執念深い精神科医のルーミス医師。ドナルド・プレザンスは1作目で着ていた私物のスーツを大切に保管しており、この2作目で再び着用するに至った。銃の許可証は持っていると言っても、威嚇で発砲するのはどうにかならんのかと…。仮装していたマイケル似の少年は、人の命を救うルーミス先生が殺したようなものだし、暴走したらブギーマンと互角に渡り合えそうな危ないおっさんなのである!

悪夢を甘い夢に変えるコーデッツ版のミスター・サンドマンは心が洗われるような素晴らしい選曲。厚みが増したシンセサイザーのテーマ曲も個人的にはこの2作目の方が思い入れが強い。ローリーに優しく接する看護師ジミーには『ジョーズ4/復讐篇』で主人公マイケル・ブロディ役を射止めたランス・ゲスト。『ジョーズ』の警官ヘンドリックスで馴染み深いジェフリー・クレイマーは歯科医役で出演。ここでジョーズ1と4が繋がったわけだww ジョージ・A・ロメロ監督の処女作『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』をTVで放送中にブギーマンが殺戮を繰り返すというのもバックボーンとして面白い設定だと思う。

【2017年10月31日(月)】ホラー・マニアックスの
HDリマスター版ブルーレイで鑑賞。
(ドルビーTrue-HD 5.1chサラウンド・リミックスで)
※初見は1988年7月1日(金)
日本テレビ「金曜ロードショー」のTV初放送で。
アン

アンの感想・評価

3.1
ハロウィンナイト三作目
リメイクの方だと思ったら初代シリーズの方だった。
ハロウィンシリーズ初見だから、話の繋がりとかはよく分からなかったですけど、いろいろな意味で「アメリカっぽいな〜」って思いました。
キナ

キナの感想・評価

3.0
ハロウィンホラー映画オールナイト3本目。

35年前の作品を映画館の音響と大スクリーンで観られることにありがたいな〜と思いつつ、オリジナルの前作「ハロウィン」を観ていないので色々推測しつつ鑑賞。
ブギーマンのビジュアルは知っていたけど、なるほどこういう話だったのねとひとつひとつ確認できた。

マイケル・マイヤーズの一人称目線の長回しが何度か出てきて、その演出がすごく面白い。
今でもたまに見る演出だけど、原点はこれだったりするのかな。

精神病院から脱走した男で一言も話さないし何度撃たれても全然死なないしゆっくりテンポで歩いてくるのに確実にこちらを追い込んで来る彼はとても不気味だった。
殺し方もバリエーション多くて楽しかった!
ただ最後、血の涙を流すマイケルはなんだか切なく感じたな…

正直別に古い映画が好きなわけではないし最近映画にハマった身としてはどうしてもまったりしてるように思えてしまったけど、ホラー映画の原点的な昔の作品を観る機会はなかなか無いので楽しかった。
あと音楽がとても良かった。サントラ欲しい。
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