2021/09/24
監督 スティーヴン・スピルバーグ
トム・クルーズ
ダコタ・ファニング
【地球最後の日】
SF作家H・G・ウェルズの有名小説を原作に、突如侵略を開始した地球外生命体によって絶滅の危機に瀕した世界で、生き残る為の闘いを繰り広げる父子の姿を描く、同名SF映画のリメイク作。
G・バリーでもう一本。
スピルバーグ×T・クルーズによるSF大作という事で公開当時かなり話題になった作品。
ありふれた日常が急変する侵略の始まりのシーンの緊張感、圧倒的な兵力を持つ異星人の恐怖、パニックに駆られた人々の行動、前半はなかなかの面白さだった記憶。
後半にかけて主人公の身勝手さが気になったり、D・ファニング演じる娘の叫び声がやけにイライラさせたりしたのが少し残念だった。
ただ、人類が捕食されたりするシーンにはシンプルに恐怖を感じたことも覚えている。
ラストの展開は呆気なさを感じなくもないが、古典ながら設定はやはり素晴らしいので、個人的にはM・ベイやP・ジャクソン等の手で三度目の映像化を期待したい一本。
オリジナル版は未見なので、今度機会があれば見てみたいです。
初鑑賞日 2005年 劇場にて