宇宙戦争の作品情報・感想・評価

宇宙戦争2005年製作の映画)

WAR OF THE WORLDS

製作国:

上映時間:114分

ジャンル:

3.2

「宇宙戦争」に投稿された感想・評価

しゃび

しゃびの感想・評価

4.0
吊り橋効果の効能を得つつ、家庭を顧みなかった男が父親になっていく過程を描くロードムービー。

終始スピルバーグが炸裂する。
大規模のな予算が付けられる作品で、これだけ好き勝手にできる勇気と実力にただただ驚かされるばかりだ。

一見、大きく広げすぎた風呂敷を乱暴に畳んでいる映画に見える。しかし、その風呂敷は映画の実態ではない。とてつもない力を持った宇宙人の登場に対して、映画をどのように決着させるのか、ということは大した問題ではない。
あくまでそこにあるのは父に関する物語であり、目的は「向かう」ことである。レイは友好的ではない「未知との遭遇」に対する男としての想いと、子供に対する親としての想いを逡巡させながら、父性を確立させていく。

原作というフォームを借りて、やりたい放題やるというのはシネフィル監督の常套手段だ。

おそらく、好き嫌いが分かれる作品だろう。
でもスピルバーグなので仕方がない。




ネタバレ↓

この映画は内部と外部をとても上手に描かれている。トイレを済ませようと森の奥に行く少女の視線の先には、川を流される死体の山。逃げ込んだカフェの外では、暴徒が車を奪い合い拳銃を発砲している。

この『裏窓』的構図は、レイの男と父の2面性を表現しているようにも見える。子供にしきりに目隠しをする行為もその表れだろう。

取って付けたようなラストシーンは、もはや夢落ちをも想起させるものであり、全体を通してレイというダメ親父の内面的な物語となっている。

とても印象的だったのが、敵に初めてロケットランチャーを着弾させるシーン。SF大作として作るのであれば、あそこは着弾シーンをアップで写し、派手に爆発させる方が迫力がでる。ところが実際は発射から着弾までが一つのカットで収められており、倒すまでの一連のシーンに全く迫力がない。あくまで、用の済んだアイテムを作業的に抹殺するかのようだ。

スピルバーグの意地の一撃である。
ねまる

ねまるの感想・評価

3.5
もし地球が、未知の生物に襲われたら、
私もトム・クルーズと一緒にいたいと思った作品笑笑

トム・クルーズならなんとかしてくれそうって思いません??

でも、このトムはイーサンほどは万能ではありません。

そのダメさや自分勝手さを子供たちがカバーしてくれてる連携プレーが良いね。

お兄ちゃんはすごく妹想いで、芯を持っていてかっこいい。

妹はちっちゃい頃のダコタ・ファニング!!

可愛いし、この子の叫びが一番恐怖が伝わるね。


実は先日、アメリカに行ってまして、
ユニバーサルのスタジオツアーに行ったんですよ。

その時にこの映画のセットがあるって知って予習として見てたんです。

生で飛行機の残骸が転がってるセットを見たときはあー!あのシーンだ!!ってなって嬉しかった♪♪

本当にそこで撮っていたなんてワクワクしちゃいました。

いつかまた行きたいところ!
宇宙人の侵略による阿鼻叫喚の地獄の中、子供達を守ろうと奮闘するダメ親父の物語。

宇宙人の侵略という緊急事態の最中、事態がどんどん変化していく中で決断していくしかないのは、災害時の対応に似ていたりする。

対宇宙人も地獄だけど、対人間もやはり地獄。
人類が滅びるかもしれない、そんな時に人をどこまで信じていいのか分からないし、知り合ったばかりの人の全てを信じてボヤボヤしてたら大変な事態になってた、なんて事もありそうだからやはり恐い。

こういう映画を観ると「この中に自分がいたらどうするんだろう」と思うが、間違いなく瞬殺されるはず(笑)

オチは原作ありきだから、どうしてもあっけないと感じてしまうのはしょうがないかな。

でも逃げ惑ってる時の全てに切迫感があり、個人的には本当に恐い映画。
書庫番

書庫番の感想・評価

3.0
地上波放送にて視聴。

主演のトム・クルーズが一般人でそれもブルーカラーというのが珍しい。
宇宙からの侵略者vs地球人という図式ながら基本、トムは逃げるだけ。

親娘の絆が前面に出した本作だが、そのラストも呆気にとられる。
SUZUKA

SUZUKAの感想・評価

-
小さい頃パパと見て、何故かガチでトラウマの映画。もはや私の一番嫌いな映画。
今になって見てみたらまた違うのかな?でも見返したくもない。
小森

小森の感想・評価

5.0
木端微塵になる人間、火だるまのまま疾走する列車、一台の車に群がる暴徒等、この世の地獄が続く恐怖映画。特に序盤の大殺戮シーンがトラウマもので、MIシリーズ並みに本気のトム走りが観れる。トムがヘラヘラ出来ない程追い込まれてた。よく分かんないまま終わるモヤモヤ感も今となっては良い。
H.Gウェルズの古い小説の映像化ということで期待して観たところ、期待以上!
そんなアホな、っていうシーンも多々あったけど、それを吹き飛ばして余りあるスリルと、怖いもの見たさの好奇心でドキドキする感覚。
音楽もエイリアンの唸り声も恐怖心を煽る効果絶大。
minami

minamiの感想・評価

3.0
スピルバーグ全く興味ないし、SFは苦手でしたがトム・クルーズ出演作なので見ました。
酷評されてる方も多いですが
前半は単なるSFではなくSFホラー要素もあり
何が何処から何の目的で何時から攻めてきているのか分からなくてそれが恐怖心をかりたてたのですが、
ただ途中からSF要素が強くなってきて非現実的すぎて感情移入できないというSFあるある(;・ω・)
後半15分くらいのストーリー展開が適当すぎて笑える…
トム・クルーズ相変わらずかっこよかったです。
コメント欄を見ていてあまりにも浅い見方による低評価でがっかりである。
これは単なるSF映画ではなく、深い人間ドラマだ。
この映画はスピルバーグの贖罪の映画でもある。かつてスピルバーグは両親の離婚により寂しい幼少期を過ごした。しかしそのスピルバーグも自身が離婚をしてしまい、子供に自身と同じ境遇にしてしまった。それを心から悔やみ、この主人公トム・クルーズに自身のフラストレーションを発散させたのだ。
娘に辛い現実を見せまいと奮闘するトム。必死で娘を抱き締めるトム。スピルバーグの想いがひしひしと伝わり、涙せずにはいられない作品だった。
コメント欄にもある通り、確かにご都合主義な展開もあり、宇宙人の低脳さが滲み出るデザインも気にはなるが、その点は人間ドラマの為に敢えてそこをリアルにしなかったためであろう。
この作品は間違いなく傑作である。
てねけ

てねけの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

世界が危機に瀕しているのにひたすらある家族のある一人のガキを守り続けるという、ハリウッド映画でうんざりするほど観てきた定型パターンにまずげんなり。勝手に侵略して来て勝手に自滅するエイリアンもなんだかなあと。

しかし安定のスピルバーグ演出でとりあえず最後まで退屈はしないのでまあOK。

そしてまさかの大阪最強説。
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