自分の苦手なミュージカルの中ではかなりズンと来た傑作！
さすがアカデミー賞作品賞。
【"最悪"から物語は始まる】
1人の奥さんが舞台を観た後に浮気相手とトラブルから銃殺をしてしまう。
【物語にミュージカルを挟む意味】
ミュージカルというとキャラクターが急に歌い踊りだすというのがセオリーだが、
シカゴはさもミュージカルが似合うような超ポジティブな演出をストーリーの上からパッケージするかのように演出し直す。
、、、何故か？
【JOKERやチャップリンイズムを感じる】
自分の好きな上記2作品と似た匂いを感じた。
上のテーマの答えにもなるが、
「誰の目線で物事を見るか？」だと思った。
ミュージカルの部分というのは当の本人から観た景色や捉え方が正にあの演出として映っていたのだろう。
そしてラストの銃を構えて笑われるパートなんかは観てて自分も素直に楽しめた。
久々の満足したエンターテイメントだった。
2人とも綺麗！
