Tamayama

グランド・ホテルのTamayamaのレビュー・感想・評価

グランド・ホテル(1932年製作の映画)
2.5
20190306鑑賞

「グランドホテル形式」の語源となった作品を観ておこうと思って。現代の作品と比べてしまうとやはり、ストーリー展開の起伏が少なくオチも弱くて、「この程度で映画として成立しちゃうのかぁ」という感じだったけど、群像劇が好きなので、その根幹となった作品を一応観ておけてよかった。








※※※以下ネタバレ※※※

クリングラインが賭けで大勝ちしたのは、その後男爵が何らかの計略でクリングラインをはめてその金を手に入れるという伏線かと思ったら本当にただツイてただけだったし、男爵が社長に殺されたのも殺されたふりをしていただけで、クリングラインとタイピングの女性と男爵の3人が実は組んでいて、社長から大金をせしめてみんなで逃げる…みたいな展開になるのかと思ったら本当に殺されちゃってた。現代の作品ならそれくらいのどんでん返しはあるので、期待してしまった。
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