ニュー・シネマ・パラダイスのfinancierのレビュー・感想・評価

人の記憶を見たような映画だった。
記憶にもトト自身にも愛着は湧かなかったけれど、人生を観れる素敵な映画だった。

村に対する人々の気持ちは、日本の地方に通ずるものがあるように感じた。
帰ってみてもよそよそしく感じた故郷はフィルム缶に詰まっていて、そうだよね、子供の頃の記憶や感情は特に、時間／場所や出来事の経験そのものじゃなく、印象という形で脳に残っているんだよね。と思った。