ペペローション

去年マリエンバートでのペペローションのレビュー・感想・評価

去年マリエンバートで(1961年製作の映画)
3.4
大学の授業で見た。終始文脈が掴みづらいのだが、寧ろそれがこの映画の試みなのだと考えた。過去がどのようなものだったのかという記憶の曖昧さ、そして過去の無限の集合である現在も曖昧であることを表現したのだと思う。音楽は豪勢なのだがなにか不安を掻き立てられる。話を理解できているかは怪しいがとても印象的な映画だ。