今まで観た映画の中でもかなりの難解さ。わかるようでわからない。
おそらく、
彼(語り手)→ 観念・記憶・死・想像・夢
•彼女の記憶・幻想・罪悪感・後悔・もしくは「死. 者(死や影)」である可…
左岸派アランレネの目眩く映像とストーリーが魅力のドラマ
信用できない語り手がいることと時間軸をぐちゃぐちゃにした構成のせいで何が現実か分からない(注意深く見ると分かるらしいが)
モノクロな映像が作風…
「あなたと共に暮らすのは死よりも辛い。二つの棺桶のようだ……」
ロブ=グリエの作と思われる詩句の朗読を背景に舐めるように壁を這うカメラ、変わった演出の冒頭だなと思いきや、全編この調子なのである。意…
全てが作為的に整っている不気味さがある意味頭の中で思い出を無駄なものなく美化しているという感覚で見れば腑に落ちるというかもうふたりは実は死んでいて毎年の風物詩として「去年マリエンバードで…」→「2年…
>>続きを読む本作は、ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』が提示する「世界=成立している事態の総体」という視座を、映画という表現媒体を通じて変奏的に再提示したものと解釈できる。
各ショットにおける俳優・小道具…
▶︎2025年:237本目
▶︎視聴:1回目
観進めていくうちに、クサすぎてクセになる叙情的な描写の映画ってのもあるもんなんだなと思いました。
恋に記憶を持ち込むのは、案外難しいものです。結局、…
豪勢なバロック様式の屋敷で、紳士淑女が社交に興じている。ある男が女に「1年前にあなたと出会い、恋に落ち、駆け落ちを誓いあった」と話すが、女は男のことを全く覚えていない。そこで男は、去年2人が過ごした…
>>続きを読むぜんぶがうつくしすぎ
人の動き止めるのも、配置含めてあまりに絵画過ぎて非現実感
去年と今年(いま)のはなしだけのはずなのに、シャイニングの幽霊客側のストーリーかと思うぐらい永遠におる感じがする…
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