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恋とニュースのつくり方のIのレビュー・感想・評価

恋とニュースのつくり方(2010年製作の映画)
1.5
ポジディブで良いとは思いました。ただ誰でも書ける脚本な気はします。でもこの方話題作を世に届けてる人ですね。他の作品も見ます。

視聴率を手に入れるためには大衆の心を埋め合わせる物を放映して番組としてのし上がっていかなければならないという現実がありますよね。結局お金がないと人間生きていけないし成果主義にならざるを得ない。

視聴率を上げたいヒロインと自分が伝えたいこと以外は喋りたくないという頑固オヤジの衝突
人間誰しも譲りたくないところありますよね。正直見ててもういいじゃん喋れや笑って思ったけど結局その人にしかわからないからなぁそれは 自分もそういうことするし そのタイミング履き違えたら老害分子になるし気をつけないとな

最後の展開は失った後に失った物の価値に気づいてしまいました的なお決まり展開でもういいよこういうのって感じでした。

テレビ番組の役割
・生活上での満たされない心の充足を図る
・生活上の必要な「情報」を得る
・特に見てないけどとりあえずつけとく
大きく分けてこの3つの役割を担っていると思います。
これからも続いていくのかなぁ

少し気になったシーンあるので最後に触れたいと思います。

序盤ぐらいにあったヒロインがセクハラ変態オヤジキャスターを解雇するシーン
you are fired!
爽やかに過ぎていったあのシーン
圧倒的悪が追い出されて男女揃ってスタンディングオベーション状態。絶対的な物を見つけられたら人間は「強く」なれますよね。あれめっちゃ重要なくだりですよ。良くも悪くも要領よく伝えたいことをぶつけてくる感じがして正直微妙でしたあのくだり あんな世界は単純ではない

あと邦題はもっと違うのあったと思います

プラダを着た悪魔見ます
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