ブラックジャックのコスプレみたいな小池朝雄があっと驚く為五郎となるオープニングが確かに一番面白い。野性爆弾の川島みたいな人も出てくる。
大正琴の流しのアラカンがロボ爺みたいで痛々しかったけど、生まれついての俳優だった本人からすればそんなことどうでもいいんだろーなーと後から思った。
片言フランス語がキザなんだか分からない佐藤允とかデタラメ寸前のユニークなキャラばかりで良かった。70年代東映の単にデタラメなキャラが苦手なので。本作はその路線のプレ的な作品でギリギリOK。あくまで私基準ですけど。
伊吹吾郎が中谷一郎の亡骸を前に「俺はヤクザだから…」と網走番外地のセルフパロディみたいなのやったのはちょっと中途半端だったような。
つまらなくはなかったけど、来月には内容をすっかり忘れてしまいそうな映画。