めちゃくちゃ面白すぎた。終始笑ってたしエンドロールも最高。
世界一馬鹿な男たちによる世界一くだらない一夜の冒険。
ダグは早々に行方不明になってしまうのでほぼよく分からないキャラクターなんだけど、そのほかの3人の個性がしんどすぎるくらい爆発してて、3人だけじゃなくその他のキャラクター性もぶっ飛んでいて楽しすぎた。
酔ってるうえにガンギマリしてるとはいえそんなにメチャクチャなことある？？
ってくらい訳の分からないホテルの部屋の荒れよう、ニワトリは歩いてるし彫刻みたいなのはあるし歯医者の歯が抜けてるしバスルームには虎が闊歩してるしパトカー盗んでるしていうか歯医者結婚しちゃってるし、馬鹿すぎるだろ！どんだけだよ！
笑いどころしかなくて本当に元気出た。
こんな面白い人生送りたいもんだわ。
いや、こんなのは絶対にごめんだ。
ジョーカーを観たあとに虚無感に襲われて「なにかくだらない映画を、一刻も早く観なくては」と思いついたのがこの映画だったのだけれど、ジョーカーとこの映画の監督が同じ人で、しかも主演のブラッドリークーパーはジョーカーの製作陣で、怖くなってしまった…。
個人的に対照的だと思った作品が同じ人たちによって生み出されたことに恐ろしさを感じた。
そしてコメディばかり撮っていた監督があんな作品を撮るとは恐れ入りました。
どちらもイカれてる話ではあるけれど方向性が真逆というか。
こんなこともあるんだね…。映画ってすごい。
