例えずば抜けて面白くなくてもまた見たいと思える映画ってありますよね。この映画は正しくそれでした。癖になる映画。
ゴダールの再来と呼ばれた(らしい)レオス・カラックスの長編デビュー作。確かに、ナレーションや、長めのカットはゴダールを感じました。
フランス映画を何本か見て気づいたのですが、起承転結が曖昧で分かりにくいため、ラストの衝撃がより倍増してるように感じます。と言うより、急にくる感じがします。
今回は三部作の1作目ということでドニラヴァンがあと2作は主演で見れると思うと嬉しいですね。この映画と同じように彼もまた癖になる俳優でした。