レオス・カラックス監督23歳の頃の長編デビュー作で、アレックス3部作の1作目。
恋人を親友に寝取られた青年アレックスが夜の街をぷらぷらしながら恋人とうまくいってない女性ミレーユと出会うお話。
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カラックスといえば色彩表現!みたいなイメージがあって、色を獲得した後の作品より劣るのは当然だと思ってたけど、そんなこと全然気にならなかった。23でこの映画を作っている事実が恐ろしいよね(技術の面でも…
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前半50分はパズルのピース(それか走馬灯)
みたいに散りばめられたカット
自分の侵した罪を地図に記しているシーンはとても良かった
そしてアレックスが忍び込んだミレーユの参加するパーティでどんどん…
無関係な場所でそれぞれ恋に悩んでもがいていた男女がいつしか出会って大変な話。
脈略のない会話やエピソードをつみ重ねながらやがてたどり着く男女の出会いの顛末は儚くて美しいけど難易度高めだったのでいつ…
このレビューはネタバレを含みます
画面に映し出されているものは、現実の運動でもある、虚構でもあるようなところを行ったり来たりしている
ラストのシークエンス、アレックスがカミーユを抱きしめて殺してしまった時、マッチに付けた火がぼおっ…