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沓掛時次郎 遊侠一匹のout1のレビュー・感想・評価

沓掛時次郎 遊侠一匹(1966年製作の映画)
5.0
わずか90分の作品なのに感情の情報量が多くて、大作を見た後のような疲労感に襲われる。
渥美清のパートで、錦之助演じる時次郎の凄腕と知性、情深さが見事に表現されていて、その後の、池内淳子とのプラトニックな恋愛は、舞台照明のような過激な演出の逸脱を可能にする。
感情のリアリズムに徹しているので、過激な演出が自然に受け入れられる。
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