2006年公開
監督 : 宮崎吾朗
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心に闇を抱える青年が国から逃れた先で、人の助けと温もりに出会いながら使命を見つけていくお話。
思春期ってめんどくせえなあっていう物語。「わけもなく」っていうのがキーワードなんだろうけど、その”訳もなさ”って時として死ぬほど辛い訳で。自分も辛いし、周りもめんどくさいし、お父さんなんか殺されてるし。「父は自分の苦しい世界の象徴」とか、勝手になんかの象徴とか言われて殺される身にもなってよっていう感じもする。そういう、身勝手さの描写が理不尽で、よかった笑 RPG的な世界観は安定してたけど、ちょいちょい設定とか必然性が謎。龍が結局なんだったのか。
まあ細かいことは置いといて、ぼーっと見るのがちょうどいい映画でした。