ゲド戦記の作品情報・感想・評価

ゲド戦記2006年製作の映画)

TALES FROM EARTHSEA

製作国:

上映時間:115分

ジャンル:

2.8

「ゲド戦記」に投稿された感想・評価

Sashiwo

Sashiwoの感想・評価

3.4
光と闇、そしてその間の「影との戦い」(ゲド戦記第1部のタイトル)

美的な構造だけに、最終的に光が闇に勝利したことでエンディングへ向かうのが腑に落ちない。(でもごめん原作読んでない)影との戦いはどこへ?精霊の守り人シリーズの著者上橋菜穂子が『ゲド戦記』の著者ル=グウィンはどこかで頭を使って書いていて、作品に均衡が保たれている、というようなことを言っていた(現代思想, vol.44-5, 2016)。これに対比させられていたのがトールキンの『指輪物語』で、こちらの方が意識の向こう側に飛んでいく感じがするというようなことを言っている。多分分からないけれど、「影との戦い」を描くには光と闇の中間にある影の構造を描く必要があり、そしてそれと闘うのは何?影と闘えるもの...とは?という解決不能の問題に立ち入る事になる。この煩雑な問題に対しては、後者のような作家のどこかぶっ飛んで行く(頭を使わない)エネルギーが必要なのだろう。

スクエアエニックスとディズニー共作のゲーム『キングダムハーツⅢ』の発売日も決まったし、このテーマは結構大事だと思ってる。
なつみ

なつみの感想・評価

2.9
クモの変化系怖すぎない?
曲も映画の空気感も好きだけど、タイトルの意味とか腑に落ちない部分も多い
MaFu

MaFuの感想・評価

3.5
ジブリのいくつかの超大作の中で唯一観ていなかった一つ。子供の時は写真で見たクモが怖くて、観れませんでした。
よぬ

よぬの感想・評価

2.5
父を殺してしまった王子が旅の途中でテルーという少女と出会います。かなり暗めな感じのお話で終始ズッシリした雰囲気ですが、その割にストーリーが頭に入ってこない…(笑)手嶌葵さんの挿入歌はとても良かったです。
わたしはすき!
公開当時はおばあちゃんの家にいて山口県で従兄弟と一緒に観た記憶
竜とか魔法使いとかどうしても好きなんよな〜
テルーの唄は一生忘れられないと思う
原作を読めば理解がふかまるらしいから読もうかな
ハウルも読んだなそういえば
かなり昔にみた。
結構終始ハラハラしていた気がする。
焦燥感、みたいなのをこの作品は教えてくれた気がする。
ラスト怖かったような…
sonoka

sonokaの感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

低評価が多いようだけど、想像力を存分に働かせてこの映画を観れば低評価をつけることはないはず。

レバンネンとテハヌーの複雑な心情の描き方、音楽、生に執着するクモと対比する存在として登場するテハヌー、そしてその狭間で揺れるレバンネンの表現が非常に繊細だと感じた。
ただ一ついえば、レバンネンの弱さを薬物に手を出しそうになるシーンで描いていたが、もう少し繊細に表現することができなかったのかなと回想。

あとお父さんと比べる声が沢山あるけど、それこそ本質をみれてないってことなんよ。
shalanla

shalanlaの感想・評価

3.0
冒頭とクライマックスが素晴らしい映画。

初めの3分、一体なぜ!?
何が起こったの!?

理由を知りたくて引き込まれました。

でも観ていくうちにどんどん心が離れていく自分が居て…

余白がない。

そんな印象を受ける映画。

いっぱいいっぱい詰まってるから楽しむ余裕が無いし、誰にも感情移入が出来ない。

クライマックスのあのボスはやばいね。
怖い。
怖い。怖い。

テーマは良いんだけどなぁ…。
人の心の闇と光。
多分、監督はとても真面目な方なんだなって思った。
‪ゲド戦記は原作との乖離やジブリ作品というラベリングの中において完全に駄作かもしれないけど扱われているテーマ自体はかなり良い、ただテーマの描き方というか物語への落とし込みは全くできていない。そこがダメ‬

モノはモノさ、信じられる。
魔法やまじないみたいな形のないものとは違うんだよ。という台詞 少し白々しいけど

画の魅力がジブリにしてはないし音とか台詞も予想を超えてこない。造形もなんとも
必然性を感じさせる表現があまりにも少ない気がする

冒頭、ハイエナに囲まれるシーンはいいと思った
ウサギとか序盤キャラとして安直にみえる
ジブリキャラの上澄みだけとった感

中盤はまずまず見れたけど序盤と終盤の力が弱い ご都合っぽい。
ありそうな表現に終始している感がある

傑作であるゲド戦記という原作とスタジオジブリの看板に勝てない。
この2つを完全に排して観たらまあそんな面白くはないけど2.7にはならないと思う


けどまあルグウィンはキレるやろな。

アレン、ゲド、テルーの生きることに関しての語りとかは腑に落ちるものも多かった。観る価値はあった。

2.95…くらいだけど
台詞は、良いこと言ってますね。テーマも、今の時代に合っているような気がします。

公開当時、劇場で見たけど微妙な印象しかなく、最近のテレビ放送で再鑑賞。
やっぱり、魔法に頼りすぎる展開が私は苦手です。 あと、キーワードのはずの剣の扱いも雑で…とか色々思ってしまうのは、逆に、
凄く良いテーマを取り上げていたので、もっと成功してくれたら良かったのにという気持ちになってしまうからです。残念。

もし上演時間が、4時間くらいあれば、かなり良い作品になったのでは?と思ったりします。
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