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青春の輝きのaccelcinemaのレビュー・感想・評価

青春の輝き(1992年製作の映画)
3.2
労働者階級でユダヤ人のデヴィッドは、マサチューセッツ州の名門「セント・マシューズ高校」に、アメフトの奨学生として編入することとなる。

進学校として有名なその学校の生徒は、苦労知らずの上流階級出身者ばかり。
まだユダヤへの偏見・風当たりが強かったこの時代、デヴィッドは自分がユダヤ人であることを隠し、新生活を始めるのであった。

クラスメイトとも仲良くなり、アメフトでも優秀な成績を残すデヴィッドであったが、最悪の事態はある日突然訪れた。

昔のアメリカ映画!って感じがしてとても好きです。めちゃめちゃスッキリする終わり方でもなく、ズーンと気持ちが沈んでしまいそうになる内容ですが、中でも特に、上流階級の余裕が伝わるラストシーンなんかは、悔しいを通り越して「どうせろくな死に方しないだろう」とまでおもわせます。デヴィッドの気持ちに寄り添いたくなる作品です。
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