ゆう

青春の輝きのゆうのネタバレレビュー・内容・結末

青春の輝き(1992年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

いい映画!
マクギヴァンのフランス語試験、フットボールでの活躍、シャワールームでのユダヤ差別と乱闘、クラスメイトによるカンニング裁判。
胸が締め付けられるような印象的なシーンの多い青春映画です。

マジョリティのキリスト教徒で上流階級のディロンとマイノリティのユダヤ教徒で労働階級のデイヴィッド、二人の隠と陽のわかりやすい対比が、この映画のドラマチックな盛り上がりにつながっていました。
ただそれでも善人が最初から完璧な善人で悪役がどこまでいっても悪役というキャラクターの深みのなさが残念でもある。
若いマット・デイモン演じるディロンのクズさよ…!
君が羨ましいと語ったディロンと違う世界を知ったディヴィッド、彼らが高校時代に築いた絆によってなにかを学び、なにかを得て、成長することができていたら、さらに素晴らしい青春映画だったのではと思ってしまいます。

直前に「トゥルー・カラーズ」を観ていたので余計にそう感じるのかもしれません。
ある意味正反対ですが、とても似た映画でこれもオススメです。

あとはベン・アフレックがちょい役で出ているところにも注目ですね!
かっこいい〜!
ゆう

ゆう