ラスト手前までは、まったく思い出せないほど印象の薄い刑事・犯罪ものだった気がする。
とにかく映画史上最も衝撃的とも言えるラスト数分間だけが脳裏に蘇る。
以下うろ覚えだが重ねてネタバレ注意。
土手みたいなところで竹内力が「そろそろラストか…(ﾆﾔｧ」とメタ発言しつつﾔﾆｽﾊﾟｰしてたら遠くから哀川翔の車が突進してくる。
竹内の手下1がなぜか車相手に投げナイフを飛ばし、手下2もどういうわけか手榴弾で自ら特攻。
車が爆発し手下ども死亡、哀川はギリギリ生存し車から這い出てくる。
ちなみにさっき投げられたナイフも哀川にクリティカルヒットしていた。
そして哀川・竹内が対峙。
哀川、血だらけの片腕を押さえたと思ったら次の瞬間なぜか急に自分の腕をもぎ取った！ これにはさすがに竹内も「どうしたんだ」といわんばかりの表情。
両者銃を抜くとターミネーターばりの激しい撃ち合いでズタボロに。
相打ちか……と思いきや互いに踏みとどまりまだ耐える！
すると哀川ﾆﾔｧ…どこに隠し持っていたか知らないが明らかに隠し持てる質量ではないバズーカを取り出しロックオン！
ピンチの竹内、だがすかさずﾆﾔｧ…と気を溜め、何の説明もなく急に手のひらから波動拳的なものを発射！
両者「「うわああぁぁぁーー！！」」
互いの最終兵器がぶつかりそして――
…この後の結末だけはあまりにも筆舌に尽くしがたく、さすがに伏せざるをえなかった。
私の辞書には『荒唐無稽』の文字には取り消し棒が引かれ代わりにこう書いてある。『DEAD OR ALIVE』と――
