月兎

カンフー・カルト・マスター/魔教教主の月兎のレビュー・感想・評価

4.0
リー・リンチェイ(ジェット・リー)といえば正統派カンフーのイメージだったので、本作のとんでもアクションにはぶっ飛んだ記憶があります。
なにせワイヤーで宙に浮くどころか平然と空を飛び、こともなげに超能力を使うんですw
ストーリーも詰めすぎで、総集編かのような怒涛の展開! かと思えば急に打ち切りになったみたいに終わりますw

本作のおかしな点ぃゃ魅力は枚挙に暇がないですが、主人公・無忌(もうけい)の強さだけでも紹介しておきます。

彼は幼少期に毒に侵されたせいで武術ができないど素人。
しかし色々あって究極奥義『九陽神功』をたった数日でマスターし、毒を克服。
空を飛び回り、手から衝撃波を放つ、カンフーの(?)達人に。
この時点でもう無敵なのに、続いて別の究極奥義『乾坤大挪移(けんこんだいない)』もわずか数時間でマスターしてしまう。(本来は数十年かかる)
気合いだけで石壁を爆破したり、ケンコンダイナイー!! と叫びながら異様な反復横跳びを見せるなど、無敵っぷり(?)が加速。
しまいには師父が考案した『太極拳』をもなんとなく見ただけでマスターしてしまい、見事仇敵を倒す。

あ、言い忘れましたが本作は『手にすると最強になれる伝説の剣を奪い合う話』です。
ですが彼はすでに最強なので、そんな設定ないあるよーとばかりに剣なしで無双する話になっちゃってますw
ちなみに最後は一時停止したみたいになって突如終わりますが、続編はありませんwww
月兎

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