椿姫

シーズ・ソー・ラヴリーの椿姫のレビュー・感想・評価

シーズ・ソー・ラヴリー(1997年製作の映画)
5.0
 出て行ったからといって二人の愛が究極の愛ではなかったことがショーン・ペンの台詞で明かされていましたね。「彼女はおまえのことも俺のことも愛してはいないよ」。愛しているのは三人の幼い子供たちだけだからそこに戻るということでした。子供たちも直感でわかっているのか、あとを追いかけたりしませんでした。彼女はハチャメチャな女ではありませんでした。母性愛の強いいい女だったのです。一言の台詞で結末を教えてくれる、たいした監督です。感動しました。
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