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天安門、恋人たちのmayaのレビュー・感想・評価

天安門、恋人たち(2006年製作の映画)
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予想してたほど政治色は強くなくて、静けさと激しさ両方を持ち合わせる生々しい性愛の映画だった。「天安門」というワードは必要だったのかな。原題のままにしても良かったような。重要なシーンであるかのように見せかけて、そこまでの意味を成していなかったように感じた。2人の恋愛の顛末を描く中での時代背景の一部として…というぐらい。

ギャスパー・ノエのLOVEほどではないけど、結構な頻度で性描写があります。でもユー・ホンの寂寥感や虚無感を写す役割としてきちんと活きてた…と思う。月が映える夜の湖でのボートのシーンはとても綺麗だったし、映像としては結構良かった(好みだった)と思う。
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