経年変化

父の恋人の経年変化のレビュー・感想・評価

父の恋人(1989年製作の映画)
3.6
シンプルかつ確かな原動力によるサクッとロードムービーとして悪くはないんだけど、死期が迫り意思表示の難しいサミュエル・フラーが時折物の様に扱われてる点がちょっと。それでも言葉を発する時は貫禄があるし、何より葉巻をくわえてる姿が『ラストムービー』の彼を彷彿とさせるんでテンションぶちあがる。
ラストで出てくる“ジョン・カサヴェテスに捧ぐ”の文字にやっぱりリスペクトしてたんだなあとしんみり