『ゾンビ』や『悪魔のいけにえ』的恐怖と『ウィッカーマン』や『ローズマリーの赤ちゃん』的恐怖を同時に味わえる。
この手の巻き込まれホラーの主役側にウォーレン・オーツがいると心強い気もするが、相棒がピーター・フォンダだと「全滅」の2文字が頭をよぎる。ハラハラしどおしだ。
犬を殺したり蛇をけしかけたり視姦したりバイクを壊したりと、序盤はなんだか地味な攻防が続く。
しかし、クライマックスのカーアクションは中々のもの。
きりもみ回転する車、片輪走行しながらバイクと激突、火炎攻撃で連続爆発…
あの頼りないピーター・フォンダが大活躍だ。
橋の下でのウォーレン・オーツとの連携シーンなんかは結構興奮してしまった。
しかし、壮絶な戦いの末のオチには結構びっくり。
わりかし残酷なバッドエンドだ。
やはりパーティの中にピーター・フォンダがいるせいだろう。ピーター・フォンダを乗り物に乗せるなとあれほど…
ところでこの映画、70年代B級ホラーの癖におっぱいにボカシがあるだなんていったいどうしたっていうんだ。