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街のあかりのUCHIAGEのレビュー・感想・評価

街のあかり(2006年製作の映画)
4.0
敗者3部作最終章。とんでもなく切ねえ…コミュ障描くのがうますぎるカウリスマキ。初対面の女性と話しただけで「どうする?結婚するか?」おいおい!でも毎度カウリスマキ映画に登場する不器用すぎる人たちに愛おしさ感じる。恋した男たちが急に一生懸命になるのかわいい。はじめてのおうちデートで出されたベーグルに固まる女。良すぎ…
ちょい役で登場するカティ・オウネンティの視線、相変わらず良い。(パラダイスの夕暮れ思い出す) 惨めなほどに簡単に騙され、そもそも冴えない人生なのにまだ落ちるかってくらいどん底に落ちるが「ここじゃまだ死ねない」そばにありすぎて普段は気づかない愛やささやかな幸せに気づいて手を握る。
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