街のあかりの作品情報・感想・評価

「街のあかり」に投稿された感想・評価

ミー

ミーの感想・評価

4.0
安定の無表情&ぶっきらぼう
だからこそ、刑務所内での唯一笑顔の一場面が意味深で印象的

あとやっぱり色味最高
警備会社で働く物静かな男の転落と希望を独特のタッチで描く敗者三部作の完結編。

路面電車や港、ビルやデパートなど、映し出されるヘルシンキの街並みは、寒々しい空気の中に温かな灯りが滲んでいるような風景だ。

室内の壁やボトルの花、シャツにジャケットに車など、散りばめられた赤色が調和のとれた配色の中で効果的に映える。

主要人物を新キャストで揃え、端役で登場する常連さん。ロックバンド、犬、コーヒーがカウリスマキ作品の世界観に馴染んでいる。

恋をしてまんまと騙される男の悲劇だが、寡黙で孤独で実直な人物像が愛おしくなる。純粋で間抜けな男だが、愛すべき嘆きのルーザーだ。

落ち葉から雪、そして野花へと移り行く季節に対して隔靴掻痒の感がある。しかしカウリスマキはこのモヤモヤを晴らしてくれない。

復讐は叶わず悪への制裁もない。スッキリしないが、街外れで静かにともる希望の灯りが胸に沁みた。
よかった。アキカウリスマキの中では1番色味が好きかも。部屋もお洒落。オープニングの音楽良すぎる。孤独と不運さが良くて「コントラクトキラー 」のジャンピエールレオっぽさあった。アキカウリスマキ主要作品はあと「白い花びら」「ルアーヴルの靴みがき」「希望のかなた」を残すのみ。今年中には制覇してアキカウリスマキランキングつけたい。
食パン

食パンの感想・評価

3.0
『浮き雲』『過去のない男』に続く、アキ・カウリスマキ敗者三部作の完結編。惚れたが悪いか、どんな罪。女の裏切りを知って尚、利用され続ける男の一途な愛。どんな時でも、希望を失わない男のカッコ良さに惚れた。
yuho

yuhoの感想・評価

3.7
「敗者三部作」観終わった。これなんて一番鬱々としてる作品だと思うんだけど、らしく登場人物がみんな無表情なおかげで、物凄く淡々と流れてて何処かコミカルな雰囲気すら感じる。安定感。
彼の映画の人間は、どれだけ滑稽に見えようと、決して尊厳を失わない。

そしてそれがさらに、滑稽にうつる。

ただ、人間とは尊厳を失わない限り、かくのごとく愛すべき存在である。

そして囚人服かっこよすぎ
kaito2323

kaito2323の感想・評価

3.9
これまた僕みたい。ひとりでも見つめてくれる、みはなさいでくれる人がいる点以外は。共感しまくりですね。
久々のアキカリウスマキ作品だったような。安定のゆるさとダークネス
2020/02/04

こういう映画はじめて見たかも

正直よくわからなかったのに何故か共感する部分が多くてとても不思議だった

孤独
olf

olfの感想・評価

4.1
どんなに孤独でも自分を見ていてくれる人が1人でもいれば幸せだよね〜!そして犬は一生人間の心の友
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