主人公の男が笑顔を見せたのが、唯一、刑務所のなかでのワンショットという痛切さ。あるいは、アキ・カウリスマキにしては珍しく、その映画的な語法に反しながらも、自然な笑顔を差し込ませるしかなかったのかもし…
>>続きを読む敗者三部作の三本目。
それはパンドラの箱の残り物やピノキオに出てくるコオロギのようなものだろうか。
日本から遠くヘルシンキにすむ青年に親しみを覚えた。
深爪なところにめちゃくちゃ人間味を感じる。
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うわ〜冒頭よすぎる。ひとつひとつのショットもよい。なんか、けっこう人の顔をバストショットで撮っているショットとその人物の目が印象的。何を見て何を思ってるんだろうって。そして、カウリスマキの映画に欠か…
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