2015.12.21 : 鑑賞@自宅
夜にベッドの中で見てると心地よく眠たくなるような、静けさのある映画。
ロス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキの夜から明朝にかけてのそれぞれのタクシーの車内8割、風景1割、その他1割くらいのタクシーに密着した作品。
車に乗って、ドライブするのとどこかへ連れて行ってもらうのも元々だいすきなので、流れ行く景色とか車の音を聴いているだけでも心地よくなってきた。
それぞれが良くて、いろんな世界があって、いろんな人がいる事を改めて感じる。
ロスの二人の掛け合いはかっこよくて、ちょっと憧れるような感じ。
ヨーヨーとヘルムートは微笑ましくてヨーヨーのキャラが最高やった。見ててこっちまで笑顔になる笑い方。
盲人と黒人の人のタクシーも、やっぱりフランス語っていうだけで心地よくて、静かなパリの街で丁寧に会話する様がいい。
ヘルシンキの人たちは、ああ、ああいう人たちいる…というおっちゃんたちにシリアスな話題で、雪も相まって相当切なくなった。
全て雪景色とともにお送りされるから、
冬に見るとぴったり。
