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刑事キャレラ/10+1の追撃のJeffreyのレビュー・感想・評価

刑事キャレラ/10+1の追撃(1972年製作の映画)
2.5
「刑事キャレラ/10+1の追撃」

冒頭、ここは南仏の保養地ニース。休暇を終えた敏腕弁護士。風光明媚な土地柄で起きる事件、次の標的、新進女優、ライフル魔、連続殺人、懸命な捜査、真相と被害者、恐怖、断父。今、刑事と影の狙撃者の戦いが始まる…本作はエド・マクベインの原作をラブロとジャック・ライズマンが共同脚色し、フィリップ・ラブロが、監督、脚本を務めた1971年の映画で、主演にジャン=ルイ・トランティニャンを迎えた南仏の保養地ニースに起こった不気味な連続殺人事件をめぐる刑事活躍物で、この度BDが発売され、購入して初鑑賞したが面白い。劇中に流れる音楽がいいなと思ってスタッフ一覧見たら音楽はエンニオ・モリコーネだった。

超望遠ライフルによる謎の連続殺人を警察の活躍を描くハードボイルドしては面白い。しかもドミニク・サンダやラウラ・アントネッリ、カルラ・グラヴィーナら美女女優が揃っていて豪華な共演も素晴らしい。さて、物語は休暇を終えた敏腕弁護士のキャレラが風光明媚なニースに戻ってくる。知り合ったばかりの新進女優サンドラの断父の殺害をきっかけにライフル魔による連続殺人が避暑地のニースを恐怖のどん底にたたきこむ。懸命な捜査を重ねるキャレラたち。果たして事件の真相は?被害者たちをつなぐ手がかりとは…と簡単に説明するとこんな感じで、南フランスニースを襲う連続殺人と影なき狙撃者が狙う次の標的、刑事の活躍を描き、ハードボイルドとして傑作とされている1本である。
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