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HOUSE ハウスのdionemishのレビュー・感想・評価

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)
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めっちゃくちゃ面白かったし個人的にカルト映画として満点なんだけどかなり人を選ぶ映画だと思うのでいかんせん評価しづらい笑

展開は王道ホラーなんだけど、そこに映画的手法を駆使しまくってとにかく監督がやりたいことを全部詰め込んだ感じが非常に好感持てる。考えずに感じて観るのが良い。
ホラー展開と共に次から次に不可思議な映像が流れる興奮はライドアトラクションのようで終始夢中になった!

キャラクターも良いんですよね。名前のセンスも、「太陽にほえろ!」「俺たちの旅」なんかにも見られるあの70年代特有のセンス。
オシャレ(まさかの本名設定笑)
ガリ勉のガリ
空手少女のクンフー
食いしん坊のマック(ストマックのマック)
空想少女のファンタ(ファンタスティックのファンタ)
キラキラ系女子のスイート、音楽少女のメロディ…それぞれキャラ立ちしてるし可愛いし。色気と品が漂うオバチャマも魅力的。
脇役のワイルドな東郷先生、常に風が吹いてるオシャレの継母、スイカ屋の謎オヤジも好き。笑
自分はクンフーとオバチャマが推し。

着色料バンバン使った外国のお菓子をバカ食いしてるような、そんな気分の映画。
胃もたれするけど、すぐにまた観たくなるんだろうな…
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