Tomo

蜘蛛女のTomoのレビュー・感想・評価

蜘蛛女(1993年製作の映画)
4.2
💥あざとくて何が悪いの?💥


マフィアに情報を垂れ流して大金を稼ぐ汚職警官ジャック(ゲイリー・オールドマン)
ある時、マフィアから依頼された裏切者の情報を流したことで、FBIの捜査官もろとも惨殺される事件が起きる。
その犯人であるロシア系の殺し屋モナが逮捕されたが、ジャックがFBIに彼女を誤送することになり、ホテルで引渡すため部屋に入るのだが………
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<刑事ジャック蜘蛛の巣にかかる>


何でこいつはパンチラで座ってるんだ?
俺を誘ってるのか?

しかしこいつの太腿、たまんねーぜ。

おっとやべぇやべぇ。
俺ちょっと太腿見過ぎじゃね?

いや、こいつ笑ってるってことは、俺を待ってるのか?

もう見てるだけじゃ我慢できねぇし、遠慮なく太腿さわってやろうじゃないか!

さわさわさわ🍃🍃🍃

うわっなんだよこれ、超気持ちいいー❗️
この張り、きめ細やかな肌、もうたまんねーぜ。

もう限界だ。相手は女だ。抱きついて力ずくなら俺の思うがままだぜ。

おっと、拳銃だけは隠しとかなきゃな。

それじゃ、いったるでー🫂🫂🫂
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一気に抱きついたら下着もあらわになりやがって。
やっぱりこいつ乗り気じゃねーか。

あっ、しまった、バランス崩しちまった。

馬乗りにされちまったが、ハハハ、なかなかいい眺めだぜ!

しかも自分から脱いできやがる。こいつ、すっかりやる気だな。 
よっしや、滅茶苦茶にしてやるよ💪
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ん、こいつ隠した拳銃ねらってねーか?
おい、笑うんじゃねーよ💢
しかも何で俺動けないんだ??
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げっ!FBIもう迎えに来やがった!
今部屋開けるな、開けるな、開けんじゃねー‼️
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ヒュールリーヒュールリーララー
ついてーおいーでとー啼いてますー🦅

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長々とワンシーンを描いたことで、この映画がどんな内容か解ってもらえるだろう。

そう、クライムサスペンスである。


このストーリーの面白いところは、主人公ジャックがしょうもない人間で、金にも女性にもだらしなくて、すぐにうろたえ、ドツボにハマるしょうもなく情けない男。

それに対し、モナは女性を武器にし、頭も切れ、それでいて力もあり、ためらうことのない殺し屋。
巣にかかった獲物は決して逃がさない、正真正銘の蜘蛛女。


その2人にマフィアのドン、ジャックの妻と愛人、FBIがうまく絡み合っていくストーリー展開は面白かった。


何よりもモナの滅茶苦茶ぶりは必見!
色仕掛けや殺しもさることながら、自分が死んだと見せかけるやり方とラストがカッコよすぎるので。



……………ジャックの妻はどうなったのか?
モナのいう通りか?ラストの幻想が意味する通りなのか?
どっちでもいいけどね😂
Tomo

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