nagarebosi

蜘蛛女のnagarebosiのレビュー・感想・評価

蜘蛛女(1993年製作の映画)
3.8
映画館で観て、いまいちノれなかったんですが最近観直して「なるほど、フィルム・ノワールだね」とやっと理解できました。
オープニングの途中に車の暴走シーンを挟み込んだり、ちょこちょこ狙ってます的な作りが上手いけど、ちょっとあざといかな、と。
主人公のナレーションで展開していくんですが、どうしてもB級感が漂って、う~ん・・・。
悪女役のレナ・オリンは美人じゃないけど、いかにも悪って感じの凄みが出てて良かったですね。ゲイリーの運転する車の後部座席から襲うシーン、その直後のスタコラとトンヅラするシーンは突き抜けてて笑えました。
雰囲気やムード等、悪くはないけど残念ながら・・・な映画でした。