FREDDY

ウォッチャーズのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

ウォッチャーズ(2009年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

モーガン・J・フリーマン監督がミーシャ・バートンの主演で制作したサイコ・スリラーである本作は、母校のフットボールチームの試合観戦と自身の永久欠番式に出席するため恋人のエリザベス・ミッチャムとともに地元であるペンシルベニア州の田舎町マウント・ブリスに帰郷したところ、いとこのビリーからかつての恋人シェルビーが別れても尚"彼女気取り"でいることを告げられ、再会を果たした仲間たちの誘いにためらいを感じるもやむなくシェルビーが経営するボウリング場兼ダイナー"アリー"へと訪れ、再会するや否や恋人として接してきたシェルビーに困惑し突き放すように新しい恋人の存在を明かしその場をやり過ごしたマイク・ドナルドソンが、その翌朝、自身の両親との挨拶を約束していたエリザベスと連絡が取れずビリーとともに宿泊先のモーテルに訪れたところ彼女が昨晩モーテルを利用していないという事実を突きつけられた後、ランチを誘ってきたシェルビーやビリーから良からぬ話を聞かされたことで元恋人のエディへの想いを断ち切れずにいたエリザベスを諦めようと苦悩し葛藤を覚えていた中、永久欠番式を当日に迎えたその日にとある"真実"と対峙したことで、ある陰謀を企て自身を策略にかけていたシェルビーによって拉致監禁され命の危機に瀕していたエリザベスの救出に奔走していく様が描かれた作品となっているのだが、正直な感想としては可もなく不可もなくといったところでしょうかね。ミーシャ・バートンが演じるシェイビーが嫉妬心を募らせエリザベスを監禁する展開は良しとしても、きっかけが予期せぬ事故であり"魔が差した"という印象でしかない行き当たりばったりの犯行であるのに対し、自身の母親を計画的に殺害していたという対比がどうも違和感でしかなく多くの疑問を抱いてしまいましたし、マイクのいとこであるビリーに関しても理解に困難を極める言動ばかりで何がしたいのかがいまいちわからない。内容もとにかく薄味でエリザベスに危害を加えるが監禁をメインとしたものとなっていて面白みに欠けますし、何を楽しみに視聴すればよいのか需要が見出せなかったですね。片手間程度の視聴くらいが丁度良いのでは。
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