1号

雲がちぎれる時の1号のレビュー・感想・評価

雲がちぎれる時(1961年製作の映画)
3.6
対照的なふたりのヒロイン。倍賞千恵子がばっちり田舎の可愛いイモねえちゃんに見える。彼女の、バスの車掌としての、初々しく明るい張りのある声が耳に残りました。

日系の米兵役で仲代達矢が「エクスキューズミー」と現れたときはちょっと笑えたし、シーンや物語に安っぽさはあるのだけど、有馬稲子演じる女性の波乱万丈は、きっとこの時代、現実にあまたあったであろうドラマだろうと感じ入りながら観ました。
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