1号さんの映画レビュー・感想・評価

1号

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海外の新しい映画も、日本の昭和モノクロ映画も好きです。週に一度以上は映画館で観ます。
観賞記録代わりです。

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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.9

主役の女の子が良かった!
思春期満載(笑)。
最近の、『レディバード』と共通した感じ。どちらも良かった。

万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

物語も役者の演技も評判通り。スケールの大きな作品だと思った。
このような家族がいるかはわからないけど、このような生活はいま、現実にたくさんあるだろうと思う。

この家族は正しくないけど、愛はあった。ち
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赤い鳥逃げた?(1973年製作の映画)

3.7

破滅への道をたどるどうしようもない若者たちの話なんだけど、原田芳雄も桃井かおりも演技以前に存在感すごくて、すでに老成してる(笑)。
時代のダルさが全編通して漂い、それ自体は平凡なラストまでの、10分間
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30年後の同窓会(2017年製作の映画)

4.0

ロードムービー、友情物語、会話劇。どれもその通りではあるけれど、これは、続く戦争の物語だと思う。ベトナムからイラクに、親から子に、それから、退役後30年経っても続く戦争。
戦闘シーンの迫力に圧倒される
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

遅ればせながらの観賞。
シンプルに、素直に届くストーリーがいい。
ハッピーエンドっていいなと思える映画。
インド映画いいね。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.1

周囲では話題になってたけど、上映館少なかったなぁ。
娯楽性が高く、笑って泣いて、映画としてよくできてる。だけどそれだけじゃない。
この作品が韓国でヒットしたって、正直うらやましい。
役者も良かった。特
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.2

すごい!
陳腐な表現だけど「新感覚ムービー」。グッとくる要素が隅々細部までもう満載で、クリエーター魂見せつけられた!
黒澤明へのオマージュがこんな風に形になるなんて映画好きは泣けるし、とにかくこれはア
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

どうということはない物語なんだけど、変な作り込みもなければ、あえて意味を持たせることもなく、観る側に委ねる感じが良かった。
絶妙に心地よい速度の展開。ドライでもウェットでもない。クスクス笑いながらゆっ
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マルクス・エンゲルス(2017年製作の映画)

3.9

思想については知識も理解も浅いので語れないけど、スピード重視で勝ち抜く者が崇められるいまの時代、思慮深さにすら価値を認めず、冷笑が蔓延する中に生きてると、世界を変えようと人生を賭して哲学した彼らの生み>>続きを読む

ラジオ・コバニ(2016年製作の映画)

3.8

ごくごく普通に暮らしていたたくさんの人たちが殺され、街は破壊し尽くされ。
人はどのようにして、絶望の中に希望を見出だすのか。ぐるぐると考える。
等身大ゆえにじわじわくるドキュメンタリー。

ラジオって
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.1

ドレスもお屋敷も流れる音楽も美しく、一流のエレガンスにうっとり。…なんだけど、その中でもダニエル・デイ=ルイス!映画の世界、絶世の美女は数知れず見てきたけど、これほど美しい男性がいただろうか。。

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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.7

ポスターと予告編で衝撃を受けた、「あのピーターラビットが…」なピーター、怖いもの見たさで観に行ってしまった(笑)。
この手の欧米の実写版にしてはかわいらしい仕上がりで、モフモフ感はもちろん、動きもよく
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SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬(2018年製作の映画)

4.0

世界のSUKITA にして、ご本人の佇まいにはスター感も巨匠感もなく、ロンドンやニューヨークを歩く姿はまるで日本人観光客のおじさん!写す写真との乖離がすごい。なんて素敵な鋤田さん!
美しいデヴィッド・
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.5

理由もわからず嫌悪感を抱き続けさせられる二時間半。居心地の悪い、変な、でもよくできた映画。
セレブの薄っぺらさへの風刺はわかるんだけど、一体なんなのよ、モンキーマン!(笑)

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.3

終盤、息もつけないくらいに入り込みすぎて、劇場が明るくなっても、居酒屋街に出ても、現実に適応できなかった。
たまらなく、たまらなく素晴らしかった。

登場人物すべてに愛があった。
ご両親最高、ティモシ
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

3.7

ジェームズ・ボールドウィンの語りで進行するというドキュメンタリーとしてのつくりが、わたしには少し観づらかった。
多少の知識は持ち合わせていたつもりだけど、彼の言葉の一つひとつが深くて、いちいち考えてし
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.9

うん、おもしろい。
スタイリッシュでユーモアもあって、英国らしい粋がいい。
コリン・ファースかっこいい。

港町(2018年製作の映画)

3.9

呼び覚まされる郷愁のようなものなのか、廃れゆくものへの感傷なのか。
旅先で出会ったじいちゃんばあちゃんと時を過ごし、猫と遊んだ気持ちになるモノクロのドキュメンタリー。お魚が食べたくなり、夕暮れには、一
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心と体と(2017年製作の映画)

4.1

ほかに似たものを思いつけない映画。清潔で繊細でピュアで、血の匂いがする。
夢のシーンがたまらない。ASDと思われる(重要だが主題ではない)ヒロインのロマンス。
日本版のポスターも、タイトルも、珍しくと
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.8

さすが名優が演じる破綻のないドラマなだけあって、過剰な演出もそつもない作品でした。
ジャーナリズムとはなにかをわかりやすく例示してくれる物語で、久々にアメリカがうらやましくなった。。少し前に公開になっ
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さすらいのレコード・コレクター 10セントの宝物(2003年製作の映画)

3.9

ファンタジーのような、ご機嫌なドキュメンタリー!
音楽のある人生への悦びにあふれていて、最高でした。
わたしはロックも好きですけど、この人に全否定される分には少しもイヤな気がしない。
平日の昼間なのに
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃおもしろかった!
こんなにシンプルで、こんなにワクワク感動させられる!傑作!
最初は、この父親像大丈夫か…と、子どもの人権心配したけど逆だったのね。
しかしPKと同じ人とは思えん。素晴らし
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馬を放つ(2017年製作の映画)

3.9

このキルギスの映画が、ここまで届けられたことに感謝です。
彼らの文化についてわずかしか知らないわたしにも、伝わるものがありました。なにか普遍的な、魂に響くようなメッセージを持つ映画でした。

ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.5

予備知識なく観て、役者さんも一人も知らなかったけど、観に来てる女性たちは主役の二人のファンなのね、きっと。ひなびた映画館の小さな空間に、トキメキが漂ってた。
テレビドラマの劇場版のような映画でした。

欲望の翼(1990年製作の映画)

3.9

狙いすぎでしょ、とかツッコミたくなるとこいくつもあるのに、ストーリーとてたいしたこともないようなのに、なんか好き。
高温多湿が画面から漏れ伝わってきた。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.2

『ラッキー』を観て、久しぶりに観たくなった。
やっぱり名作は色褪せない。30年以上も前の映画とはとても思えなかった。

ナスターシャ・キンスキーがとてつもなく美しい。そしてハリー・ディーン・スタントン
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.0

前作を超えて振り切れてた!抑制とか、辞書にないね。
これを観て、インドなら『北斗の拳』実写版くらいやすやすつくれると思った。
帰り道ですれ違ったインド人(たぶん)に「いやー、インド映画すごいわ!」って
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Oh Lucy!(2016年製作の映画)

3.9

テレビで観た。
寺島しのぶは、ただいま日本で一番の俳優のひとりだと思う。こんな役演じ切れるのは彼女だけ。と、どの出演作を観ても思ってしまう。
この役も映画も、陳腐にならないのは寺島しのぶの力でしょう。
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ラッキー(2017年製作の映画)

4.0

田舎の老人の日々が、なぜにこうもいとおしいのか。
少しの幸福と少しの孤独。こんなじいちゃんが近所に住んでたら毎日遊びに行ってしまう。
作為を感じさせない展開、乾いた地に青い空、亀のルーズベルト、クール
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.8

遅ればせながらの鑑賞で、評判ほどには興奮も感動もしませんでした。
ただ、オープニングからワクワクさせる演出や、映画らしい華やかさはお金を払って劇場で観るに値するし、ハリウッドの役者はどうしてこうも実力
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

4.0

時間を忘れて入り込んだ。
つらいけど、それ以上にエネルギーがビシビシ伝わる映画でした。
剥き出しの人間たちが魅力的だった。日本人にはなかなか理解しがたい権利の求め方や人間関係だと思うけど、生やさしくな
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獄友(2018年製作の映画)

3.8

明るいタッチで進行するも、殺人犯とみなされた、取り返すことのできない年月に圧倒させられる。このような境遇に、希望と人間性を失わなかった皆さんに尊敬しかない。「不運だったけど、不幸ではない」が、胸に染み>>続きを読む

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.0

いやいや面白かった!
さすがインド!シンプルで大胆で、躊躇のないやりすぎ感が漫画スペクタクルでいい!大作だけどハリウッドのそれのように精緻なテクノロジーを駆使してなくおおらかな分、ときどき吹き出しなが
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.9

すごく好みかといえばそうではないのだけど、さすがでした。
生々しく手触りが伝わる描写、ロマンティックを倍増させる音楽。なによりいわゆる美男美女が出てこないキャラクター設定のおかげで、陳腐なおとぎ話には
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素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.8

面白かった!
まず、昭和の、あの空気感がいい。登場人物たちのろくでなし加減もいい。笑いもピンクもどこか物哀しいのもいい。
末井氏のエピソードはなにかで読んだことがあったけど、このような人生物語が実話だ
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.0

家族に恵まれず、身体も不自由な彼女の描く絵は、明るく可愛いく小さな幸せに満ちてる。ほしい…。
電気も水道も通らないけど、壁に窓にそんな絵があふれるおうちに暮らす、社会の隅っこ夫婦。甘いだけじゃないメル
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