Amelie

オスカーとルシンダのAmelieのレビュー・感想・評価

オスカーとルシンダ(1997年製作の映画)
2.9
かなり入ってきづらい映画でした。フォーカスするキャラクターは絞られているしなんとなく設定されているゴールも分かるのですが、いかんせんその間のプロセスが全く入ってこなかったです。個人的に映画の冒頭からあまり掴まれなかったというのも原因の1つかもしれませんか、なんとなく話や情報が整理しきれておらずやや雑になっている印象を受けました。蛇足的に感じられたりやや長く感じられるシーンがあったりしたので、全体的にテンポの悪さも気になりました。ケイト・ブランシェットのレイフ・ファインズという俳優自体は魅力的だと思いますが、今作ではその魅力が存分には発揮されていなかったように思います。ラスト付近は幻想的できれいなシーンもありましたが、全体的にはやはりハマれなかったです。主演がこの二人じゃなかったらかなりキツかったなと思ってしまう一本でした。
Amelie

Amelie