イカ

キサラギのイカのネタバレレビュー・内容・結末

キサラギ(2007年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

香川照之の泣きの演技ってほんまに最高。お父さんって分かるところの泣きで持ってかれちゃった。香川照之視点の話だけでつくったらすげえ渋くて奇妙な雰囲気あるお話になりそう。

昔のインターネットもオタクもいいな〜!純粋で!と思うけど、これはきっと虚像だよな…。あと、変な間取り好きだけど、この変な間取りはあんまり好きじゃない。オタクのオフ会はもっと無機質な場所では…?それとも13年前のオタクはあんな感じの場所でオフ会してたんですか?カラオケとかじゃなく?
なんとなくドルオタのディテールが気になった。

ストーリーとしては、ファンがファンとして認められる瞬間の輝きが眩しすぎて、それが推しを殺したひとつにも加わってるのがつらい。推しを推すことって修羅だな…と泣いてしまいました。推しって言葉当時あったのか知らんけど。謎に胸熱だった。

最後の最後がな〜…まあでもアイドルは虚像、真実は主観…というテーマには合ってるのかな?
お話が楽しくてキャイキャイ観てたしだれも犯人じゃないといいな〜と思ってたけど、どいつもこいつもミキのこと好き勝手言いやがって!みたいな気持ちもある。まあでもミキちゃんはうっかり死にそうな感じするし、納得ということで…
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