【SEX!SEX!SEX!】
かなりぶっ飛んだ映像の連続で驚異的ではあるものの、少しシナリオがお粗末な神代辰巳作品。
片桐夕子と芹明香はいつ観ても綺麗だ。中身は特に無い。神代監督の暴走する映像テクニックを満喫する分には良い。
やはり、本作も今村昌平の『赤い殺意』の抽象的な表現と似通っておりダブる場面が多数ある。(服が窓から放り出されるシーン等)
肝心のSEXシーンなんかより、映像の凄まじい動き=アクションの方が勝っていてそっちに気を取られてしまう。ハードコアな設定なので内容そのものを理解するのに一苦労する作品。