【中野独人】
秋葉系のオタクがこんな綺麗サッパリしている訳ねーし、もっとオドオドしたむさ苦しい風貌じゃないと現実感が出ない。主演が山田孝之ではイケメンすぎる。太った岡田斗司夫みたいな容姿じゃないと!>>続きを読む
【悪魔と交尾?】
シュワちゃん主演の黙示録モノ。全体を覆う暗いシリアスな雰囲気がデヴィッド・フィンチャーの『セブン』的な趣向で、悪魔(サタン)役のガブリエル・バーンが渋い存在感を発揮している。
キ>>続きを読む
🐢原作は戌井昭人。「演じる」とは何かについての考察のあるシネ・エッセーといった趣向の横浜聡子による怪作。女流監督らしい温かみのある『ホーリー・モーターズ』とも言える脇役専門俳優を主人公に据えたロード・>>続きを読む
【BOYS DON’T CRY😉】
🍷主演はジャン=ピエール・レオ。なぜか勤める会社の連中に疎まれて自殺を図ったりする自意識過剰なルサンチマンという設定になっている。カウリスマキらしく閉塞気味な台詞>>続きを読む
【少女A】
🐁アキ・カウリスマキ✖️カティ・オウティネン主演で贈る悪趣味コメディ。
工場で毎日コキ使われている不幸せな少女(オウティネン)が権力者へ嫌がらせを働くルサンチマン心理を痛烈に茶化して描>>続きを読む
【お尻倶楽部🍑】
最近はU-NEXTでトリュフォー作品ばかり観ている。
『大人は判ってくれない』以前に、綺麗な女性に纏わりつく思春期真っ盛りの性欲ムラムラ少年たちの失敗談をほろ苦く綴った非常にリリ>>続きを読む
【決断と実行🇯🇵】
絶倫のエロ将軍(林真一郎)の「あ〜、美味しかった!おかわりじゃ🤤」の台詞が相当気持ち悪くマッドネス。鈴木則文監督らしいゲチョゲチョした美女たちを弄ぶ大奥での色情/女狩りを描いた浮>>続きを読む
💉摩訶不思議でちょっぴりグロテスクな意匠のあるフランス産ゴシック・ホラー。小品ながら悪夢的なイメージに満ち満ちた映像トリックに目が釘付けになる。
🤕整形によって異形の人となる女の悲しいサガを名女優ア>>続きを読む
【怪奇!連続首チョンパ事件!💀】
ティム・バートンの作品をリアルタイムで劇場で鑑賞し始めたのは本作から。主演のジョニデとクリスティナ・リッチはまさしく適役。🤔
18世紀のNYを舞台に首無し騎士が罷り>>続きを読む
子供の頃にVHSで観た。同監督の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズと比べてハチャメチャなテンポとエグい描写が盛り沢山で少しドン引きした作品。
アニメ✖️実写の融合はたしかにユニークな発想だっ>>続きを読む
【何思ふ事もなく…(T ^ T)】
とうとうレビュー2000本目🎉に突入しますた。これからも映画フーテンの似太郎をよろしくお願い申し上げます…。🥺ウルウル…
山中貞雄監督の実質的な遺作。登場人物が>>続きを読む
【あの娘(こ)に恋しちゃった!😍】
陽気なオペレッタ時代劇。イケメン片岡千恵蔵主演で贈るラブコメ風味、スピーディーでモダンな感覚が実に素晴らしいマキノ雅弘監督の戦前に於けるユートピア映画。
脇役の>>続きを読む
【中年のスケベ心】
我らがジャック・ニコルソンが、変な女好きの悪魔に扮するジョージ・ミラー監督による珍作。もう一つの『ディパーテッド』。
主演のシェール、ミシェル・ファイファー、スーザン・サランド>>続きを読む
【恐怖の海外旅行🛫】
少女版『ミッドナイト・エクスプレス』とも言える恐怖感、絶望感に満ちた社会派サスペンス。監督は『告発のゆくえ』のジョナサン・カプラン。
この方も隠れた才匠と言える監督で、カート>>続きを読む
【トマ・ピケティの理論を先取り?】
かつて『ラン・ローラ・ラン』や『パフューム』を撮ったトム・ティクヴァとは思えない「野郎による活劇」で主演クライヴ・オーウェンの男臭〜い💨オーラは特筆モノ。
金融>>続きを読む
う〜ん、傑作まであともうちょい!👊みたいな歯痒さが残る社会派サスペンス。ラッセル・クロウの筋肉マッチョな魅力の溢れる演技はたしかに素晴らしいと思うのだけども。🤔
脚本が『ジェイソン・ボーン』シリーズ>>続きを読む
主演のメルギブやレイ・ウィンストンを始めとするマッチョな役者が勢揃いしたB級社会派ノワールの逸品で、職人監督マーティン・キャンベル作品の中でもかなり上質な部類。脚本はウィリアム・モナハン。
贅沢なプ>>続きを読む
『ディパーテッド』でアカデミー脚本賞を捕った脚本家ウィリアム・モナハンの初監督作品。コリン・ファレル主演で贈るイギリス産フィルムノワール。
展開に抑揚がなく、ストーリーも意外性に欠けて全体的に拙い作>>続きを読む
【神の寵愛😇】
巨匠フリッツ・ラングによる「ゆきゆきて、冤罪事件」をモチーフにした犯罪者カップルの逃亡劇。あの『俺たちに明日はない』を上回るラストの衝撃度。
主演ヘンリー・フォンダとシルヴィア・シ>>続きを読む
【ワールド・イズ・ユアーズ🌍】
リメイク版の『スカーフェイス』云々はさておき、ハワード・ホークス監督とベン・ヘクト脚本、制作はあのハワード・ヒューズという豪華メンバーによるギャング映画の超古典。冒頭>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
【勝手にしやがれ😁】
トリュフォーらしいエスプリ感とダメダメなジャン=ピエール・レオ演じるアントワーヌ・ドワネルの性根の腐った男が大いに笑わせてくれる不倫映画の傑作。
『夜霧の恋人たち』の数年後、>>続きを読む
フランソワ・トリュフォー監督による『大人は判ってくれない』の続編に当たる、30分の短編映画。主人公のアントワーヌ・ドワネルくんが大人に成長してキモいストーカーみたいになってる。
トリュフォーの自伝的>>続きを読む
YouTubeで観た。スコセッシの学生時代に於けるベトナム反戦メッセージを込めた実験的短篇。『ドアをノックするのは誰?』もそうだが一種の「自己批判」がテーマとなっている。
やはり『タクドラ』や『レイ>>続きを読む
【映画という名の文化遺産🎞】
アメリカを代表する巨匠であり映画オタクのマーティン・スコセッシ監督が自身のルーツに迫る「イタリア映画入門」と言える内容の、テレビドキュメンタリー。
主にロッセリーニ、>>続きを読む
【ZONE😵💫】
超難解ハリウッド映画の元祖とも言える『ロング・グッドバイ』や『インヒアレント・ヴァイス』の先駆け的作品。ハードボイルド探偵・フィリップ・マーロウが主人公のミステリー映画で巨匠ハワ>>続きを読む
小6のときにレンタルVHSで観た一本。
1930年。まだ戦争が「国を上げての正義」として描かれることの多かった時代に敢えて【反戦色】を出したルイス・マイルストン監督による古典的作品。
最初は何も分>>続きを読む
【雄叫び】
初期のスタンリー・キューブリックの映像美学が光る、カーク・ダグラス主演の緊迫の戦争ドラマ。第一次大戦下のフランスを舞台にした上層部の無茶ぶりとコキ使われる兵士たちのコントラストかくっきり>>続きを読む
【死ぬのがええわ】
『ハードブレイク・リッジ/勝利の戦場』など過去にタカ派戦争映画を作っていたイーストウッドが再び戦争映画を…!
イーストウッド版『ハート・ロッカー』であり『君たちはどう生きるか』>>続きを読む
【風通しの良さ】
如何にも極右のジョン・ミリアスらしい単細胞なベトナム戦争映画になっており『地獄の黙示録』を安っぽくしたようなハリボテ感がぷんぷんに出ている一作。
しかし、彼の描くオトコ達(『ビッ>>続きを読む
🪖いわゆるリアリズム戦争映画でストーリー性よりも戦場での極限状態のみに焦点を絞った元祖『ハート・ロッカー』と言える映画。
監督は名匠ウィリアム・ウェルマン。大地に雪が舞うシーンが印象的で、役者が活き>>続きを読む
【う〜ん、世界平和!🤔】
ジャン=ピエール・メルヴィル自作自演による「敬愛するアメリカ映画へのオマージュ作品」となっているカルト作。コメディすれすれな展開には最早笑うしかない。全体的にお茶目でキュー>>続きを読む
🎥サクッと90分を気軽に観れる興行師バッファロー・ビルの半生を描いたスペクタクル巨編。若干、黒澤明っぽい重厚な意匠を身に纏ったB級西部劇という印象もある。
主演のジョエル・マクリーとモーリン・オハラ>>続きを読む
王道なハリウッド万歳🙌ストーリーでジュディ・ガーランド晩年の名作である。陰影の深いカラー映像が素晴らしく「色」で主張する方法はこの作品から学んだと監督のピーター・ボグダノビッチは語っている。
割と長>>続きを読む
川端康成原作、岩下志麻主演の最高のレズ映画。中村登監督作品。フェリーニの『8 1/2』とその年のアカデミー外国語映画賞を争ったことでも有名な作。
双子姉妹であることが分かり奇妙な関係性を育んでいく娘>>続きを読む
【への字眉毛】
こんな不細工な高峰秀子は見たくない…。😣
成瀬巳喜男の過去作『あらくれ』の二番煎じ的な雰囲気の強い女中が主人公の文芸ロマン。画面に品格はあるのだが、モノローグ等で説明し過ぎな点など>>続きを読む
【肉食獣】
勝ち気なヒロイン、高峰秀子の豪快さが見ものの成瀬巳喜男お得意の文芸ロマン。
映像は相変わらずお美しい。ストーカーのようなダメ男を嬉々と演じる加東大介他、役者のアンサンブルを楽しむにはも>>続きを読む